1637年創業の月桂冠発祥の地
「さかみづ」は(栄え水」と共に古くは酒の異名でもあった。
酒つくりに使われる道具が展示されています。
麹室の様子
もろみの発酵
酒母、麹、仕込み水、蒸米を発酵タンクに仕込み、20~30日間かけて発酵させる。
鋼鉄製の発酵タンクの側面にある小窓から発酵で生じた泡の状態、炭酸ガスの動きを見る事が出来る。
しこみ樽1本から約1000ℓの原酒ができます。
昔のポスターもなかなか良い!!
酒米の稲穂の色々
京の輝き 日本晴
コシヒカリ 山田錦
五百万石 祝
仕込み日数による発酵度合を比べることが出来ます。
酒蔵の外の中庭。
水運で栄えた伏見を体感出来ます。
長建寺・・閼伽水
仏様に供える水を閼伽水と呼び当時の閼伽水は伏見の良質の地下水と同じ水脈。本尊の弁財天は古来、インドでは水の神。其の為、弁財天のお堂の多くが池や川のほとりにあります。
キザクラカッパカントリー・・・伏水(ふしみず)
黄桜酒場では地ビール、日本酒を料理とともに味わえます。
鳥せい本店・・・白菊水
久米の里の仙人・天太玉命(あめのふとたまのみこと)が育んだ白菊の露の一滴から湧き出たと伝えられています。
桜の季節だったら気持ち良さそう。
所要時間約55分で1200円
寺田屋
伏見の水めぐりとは関係無いですが、途中にあったので。
伏見の船宿。薩摩藩急進派有馬新七等が関白九条尚忠、京都所司代の暗殺計画に集結したところ。鳥羽伏見の戦いで罹災、焼失。
敷地内では綺麗な黄桜
を観賞出来ます。
酒に纏わる話・・・・伏見桃山にあった福島正則の屋敷での酒宴に黒田家の家臣母黒太兵衛が招かれた時「これでお酒を」と勧められたところ、あまりの大きさに断ったが飲めば望みの品を与えると強いた。太兵衛は座にかかった槍を見て「あれを頂けるなら」と飲みほした。
神功皇后他祀り、豊臣秀吉は伏見城の守り神とした。書院の庭は小堀遠州ゆかりの石庭。
平安時代、境内から水が湧き出て、その「香」が四方に漂い、飲むと病がたちまち癒え、それにちなんで「御香水」と称されています。霊水信仰が厚く伏見の酒つくりの生命の水とされています。
「名水百選」のひとつ。